Q&Aコーナー

〖一〗国際結婚に関する質問

【Q−1】私は日本人男性です。中国在住の中国人女性と結婚した場合、婚姻届を提出して夫婦になったらすぐに妻を日本に連れてくることができるのですよね?

いいえ、残念ですが婚姻届を提出して夫婦になったからといって、それだけで日本に連れてくることはできません。入国管理局へ「在留資格認定証明書交付申請」という手続を申請して、許可を得ることが必要です。
 

【Q−2】「在留資格認定証明書交付申請」とは何ですか?

【A−2】「在留資格認定証明書交付申請」とは、外国にいる外国人を日本へ呼び寄せる手続のことです。日本国内の入国管理局へ申請します。許可がおりると「在留資格認定証明書」というものが交付されます。
 

【Q−3】「婚姻要件具備証明書」とは何ですか?

「婚姻要件具備証明書」とは、国際結婚手続をする際に必要になる重要な証明書で、日本国内法の下において婚姻する資格があることを証明するものです。
 

【Q−4】「婚姻要件具備証明書」はどのようにして取得しますか?

中国人・台湾人との国際結婚手続」のページをご覧ください。
 

【Q−5】中国在住の中国人との国際結婚手続はどうすればいいですか?<その>

中国在住の中国人と結婚する場合、先に中国で婚姻手続をするのが原則です。婚姻要件具備証明書を取得したうえで中国へ行き、中国で婚姻手続をとります。その後、日本人の方だけ先に日本に帰ってきて、日本の市区町村役場で婚姻届を提出します。日本で婚姻届を提出したら、配偶者を日本へ呼び寄せるための「在留資格認定証明書交付申請」という手続を入国管理局に対しておこないます。
 

【Q−6】中国在住の中国人との国際結婚手続はどうすればいいですか?<その>

Q−5でお答えしたように、先に中国で婚姻手続をしてから次に日本国内で婚姻手続をするのが原則です。しかし、もう一つ方法があります。

それは、お相手の中国人の方を「短期滞在」というビザで日本に呼び、そして日本に入国した後に日本の市区町村役場で婚姻届を提出する方法です。その後に入国管理局に対し「在留資格変更申請」を行い「短期滞在」ビザから「日本人の配偶者等」というビザに変更申請を行います。

但し、この方法にはいくつかリスクがあります。そもそも第1段階として「短期滞在」ビザを取得しなければなりませんが、この「短期滞在」のビザは意外と許可がおりにくくなっているのです。「短期滞在」のビザで入国した後に逃亡などして行方不明になる中国人が少なからずいるからです。

従いまして、日本人の方が中国へ行き、先に中国で婚姻手続をとるのが原則ですが、どうしても日本人の方が中国へ行く時間が無い等の場合に限り、この方法を検討するようにするべきだと思います。

 

【Q−7】日本在住の中国人と国際結婚する方法は?

すでに何らかのビザ(在留資格)をお持ちで日本に在住している中国人の方と結婚する手続は、日本の市区町村役場に婚姻届を提出すれば済みます。その際、中国人の方の「独身証明書」が必要になります。「独身証明書」は在日本の中国総領事館で取得できます。

日本の市区町村役場で婚姻届を提出したら、結婚手続自体はそれで完了です。
その後入国管理局で、中国人の方の「
在留資格更新」又は「在留資格変更」が必要となります。

 

【Q−8】年齢が離れていますが、配偶者ビザの許可はもらえますか?

年齢が離れていることだけで不許可になるということはありません。

但し、たとえ年齢が離れていてもお二人が真実の愛情に基づき結婚した夫婦であるということを客観的に証明する必要があると思います。

具体的には「婚姻に至った経緯について」という書面の中で、お二人がいつどこでどのような形で知り合い、どういうふうにして仲良くなり、どのような段階を経て交際するようになり、結婚に至ったのか・・・ということをそれらを証明する添付書類等とともに立証していくことになります。

私のこれまでの経験から言えば、たとえお二人の年齢が離れていても真実の結婚である限り、許可をもらうことは可能であると考えています。

 

【Q−9】「理由書」って何ですか?

配偶者の方を日本へ呼び寄せるための手続である「在留資格認定証明書交付申請」の手続の中で、入国管理局から「婚姻に至った経緯について」説明を求められます。一般的にこの「婚姻に至った経緯について」の文書のことを「理由書」と呼ぶことがあります。

この書面は非常に大切です。お二人がいつどこでどのようにして知り合い、どのような経緯をたどって交際に至り、そして結婚に至ったのか・・・以上のことを一生懸命に証明する必要があります。

この書面の目的は、「お二人の結婚が真実本当の結婚である」ということを証明することにあります。言い換えれば「偽装結婚ではない」ということを証明するための書面ということになります。

この書面作成を軽く考えてはいけません。「本当の結婚なのだから、当然許可はもらえるだろう」と軽く考え、この書面の作成をいいかげんにしてしまい、不許可になってしまった・・・という方もたくさんおられます。ぜひ気をつけてください。